はじめに(結論)
検査を受けて
「異常はありません」
と言われたのに、
痛みや不調が続いて不安になること、ありますよね。
結論から言うと、
CTやMRIで異常が写らなくても、症状があることは珍しくありません。
画像検査には「得意・不得意」があります。
この記事では、
医療従事者の立場から患者さん向けにやさしく
「異常なしでも症状が出る理由」を解説します。
CT・MRIは何を見ている検査?
CTやMRIは、
体の形や構造の変化を画像として確認する検査です。
つまり、
- 骨折
- 出血
- 腫瘍
- 明らかな炎症
といった、目に見える変化を捉えるのが得意です。
症状があっても写らない理由①
形の変化がない異常
痛みやしびれの原因が、
- 筋肉の緊張
- 神経の一時的な刺激
- 自律神経の乱れ
などの場合、
画像には写らないことがあります。
症状があっても写らない理由②
病気の初期段階
病気によっては、
- 初期は形の変化が小さい
- 時間が経ってから写る
ということもあります。
👉 経過観察が必要になる理由です。
症状があっても写らない理由③
機能の異常
CTやMRIは、
- 動き
- 感覚
- バランス
といった機能そのものを直接評価する検査ではありません。
そのため、
- めまい
- しびれ
- だるさ
などは、画像が正常なことも多いです。
「異常なし」と言われたらどう考える?
「異常なし」は、
👉 重い病気の可能性が低い
という意味で、大切な情報です。
ただし、
- 症状があることを否定しているわけではない
- 「気のせい」と言っているわけではない
という点を知っておくと安心です。
追加で行われることがある検査
症状に応じて、
- 血液検査
- 心電図
- エコー
- 神経学的検査
などが組み合わされることがあります。
👉 画像検査だけで判断しないのが医療の基本です。
よくある質問(FAQ)
Q. 異常なしでも通院は続けた方がいい?
A. 症状が続く場合は、
通院や再相談をしてOKです。
症状の変化が重要な判断材料になります。
Q. もう一度検査を受けた方がいい?
A. 症状の変化や経過によって判断されます。
自己判断で検査を求める必要はありません。
不安なときに大切なポイント
- 異常なし=安心材料
- 症状があること自体は珍しくない
- 症状の変化を伝えることが大切
- 我慢せず相談してOK
まとめ
CT・MRIで異常が写らなくても、
症状があることは十分あり得ます。
画像検査の役割を正しく理解することで、
「異常なし」という結果を
落ち着いて受け止められるようになります。
※注意書き
本記事は一般的な情報提供を目的としています。
症状や治療方針については、医師の判断を最優先してください。
検査で分かること・分からないことについては、こちらの記事で解説しています。
https://kensa-note.com/%e6%a4%9c%e6%9f%bb%e3%81%a7%e5%88%86%e3%81%8b%e3%82%8b%e3%81%93%e3%81%a8%e3%83%bb%e5%88%86%e3%81%8b%e3%82%89%e3%81%aa%e3%81%84%e3%81%93%e3%81%a8%e3%81%af%ef%bc%9fct%e3%83%bbmri%e3%81%ae%e9%99%90%e7%95%8c%e3%82%92%e3%82%84%e3%81%95%e3%81%97%e3%81%8f%e8%a7%a3%e8%aa%ac/
検査結果が出るまでの流れについては、こちらの記事で解説しています。
https://kensa-note.com/%e6%a4%9c%e6%9f%bb%e7%b5%90%e6%9e%9c%e3%81%af%e3%81%84%e3%81%a4%e3%82%8f%e3%81%8b%e3%82%8b%ef%bc%9fct%e3%83%bbmri%e3%81%ae%e7%b5%90%e6%9e%9c%e3%81%8c%e5%87%ba%e3%82%8b%e3%81%be%e3%81%a7%e3%81%ae%e6%b5%81%e3%82%8c%e3%82%92%e8%a7%a3%e8%aa%ac/

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