はじめに(結論)
検査を受けるとき、
「MRIとCT、どっちの方が安全なの?」
「体への負担が少ないのは?」
と迷う方は多いです。
結論から言うと、
MRIとCTは“安全性の考え方が違う検査”で、目的に応じて選ばれています。
どちらか一方が常に安全というわけではありません。
この記事では、
医療従事者の立場から患者さん向けにやさしく
MRIとCTの安全性を比較して解説します。
CT検査の安全性とは?
CT検査は、
X線(放射線)を使って体の中を調べる検査です。
CTの特徴
- 被ばくがある
- 短時間で検査できる
- 出血・骨・肺の評価が得意
被ばくはありますが、
医療で使う線量は厳しく管理されており、
必要性がある場合にのみ実施されます。
MRI検査の安全性とは?
MRI検査は、
磁石と電波を使う検査で、放射線は使いません。
MRIの特徴
- 被ばくがない
- 検査時間が長め
- 金属の影響を受けやすい
被ばくがない点では安心ですが、
体内金属がある場合は注意が必要です。
被ばくの有無で見る安全性
CT検査
- 被ばく:あり
- ただし、1回の検査で
すぐに健康被害が出ることはほとんどない
MRI検査
- 被ばく:なし
- 放射線による影響の心配はない
👉 被ばくの有無だけを見るとMRIの方が安心に感じやすいですが、
それだけで検査が選ばれているわけではありません。
体への負担で見ると?
CT検査
- 検査時間が短く、
体力的な負担は少なめ - 音も静かで圧迫感が少ない
MRI検査
- 検査時間が長い
- 音が大きい
- 狭く感じることがある
👉 体感的な負担はMRIの方が大きく感じる人もいます。
なぜCTとMRIを使い分けるの?
医師は、
「どちらが安全か」だけでなく、次を考えています。
- 何を調べたいか
- どれだけ早く結果が必要か
- 他の検査で代用できないか
👉 安全性+診断の正確さを総合的に判断しています。
よくある質問(FAQ)
Q. 被ばくがあるならCTは避けた方がいい?
A. 必要性がある場合は、
検査のメリットが被ばくリスクを上回ると判断されています。
自己判断で避ける必要はありません。
Q. MRIの方が常に安全?
A. 一概には言えません。
体内金属がある場合など、
MRIの方がリスクになるケースもあります。
検査を受ける前に知っておくと安心なポイント
- 安全性の考え方は検査ごとに違う
- CTもMRIも医師が必要と判断している
- 不安は事前に相談してOK
- 自己判断で拒否しない
まとめ
MRIとCTは、
どちらが優れている・安全という単純な話ではありません。
目的に応じて使い分けられることで、
より安全で正確な診断が行われています。
※注意書き
本記事は一般的な情報提供を目的としています。
検査の選択については、医師・医療スタッフの説明を優先してください。
CT検査の被ばくについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
https://kensa-note.com/ct%e6%a4%9c%e6%9f%bb%e3%81%ae%e8%a2%ab%e3%81%b0%e3%81%8f%e3%81%af%e3%81%a9%e3%82%8c%e3%81%8f%e3%82%89%e3%81%84%ef%bc%9f%e4%bd%93%e3%81%b8%e3%81%ae%e5%bd%b1%e9%9f%bf%e3%82%92%e3%82%84%e3%81%95%e3%81%97%e3%81%8f%e8%a7%a3%e8%aa%ac/
CTとMRIの違いについては、こちらの記事で解説しています。
https://kensa-note.com/ct%e3%81%a8mri%e3%81%ae%e9%81%95%e3%81%84%e3%81%a8%e3%81%af%ef%bc%9f%e6%a4%9c%e6%9f%bb%e5%89%8d%e3%81%ab%e7%9f%a5%e3%82%8b%e3%81%a8%e4%b8%8d%e5%ae%89%e3%81%8c%e6%b8%9b%e3%82%8b%e5%9f%ba%e7%a4%8e/

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