医療記事の「正しさ」だけでは足りない。放射線技師17年目が監修で見るポイント

医療記事をチェックするとき、

「医学的に正しいか」

を確認する。

もちろん、それは重要だ。

しかし、17年間医療現場にいると、それだけでは足りないと感じる。

医療記事には、

「正しいけれど、現場では誤解される表現」

があるからだ。


医療者にとって自然な言葉が、患者さんには伝わらない

例えば専門用語。

医療者同士なら当たり前の言葉でも、一般の人には意味が分からない。

だから監修では、

「この言葉は正しいか」

だけではなく、

「この言葉で患者さんに意味が伝わるか」

も確認する必要がある。


断定しすぎていないか

医療記事で特に注意したいのが断定表現。

「必ず」
「絶対」
「問題ない」

などの表現だ。

医療は患者さんの状態によって異なる。

そのため、文章を分かりやすくするために断定しすぎると、かえって誤解を生む。


現場で実際に行われていることと一致しているか

教科書や一般的な説明だけでは、

「実際の現場でどう運用されているか」

までは分からないことがある。

もちろん施設によって運用は異なる。

だからこそ、記事の表現が現場の実態と大きくズレていないかを見る。


AI記事では特に「もっともらしい間違い」に注意する

AIが作った文章は読みやすい。

だからこそ、間違いに気づきにくい。

文章がおかしければ人間は気づく。

しかし、

自然で読みやすい文章の中に誤った情報が混ざっている方が怖い。

医療記事ではここが大きな問題になる。


監修は「正解を教える仕事」ではない

私は医療記事の監修を、

「AIの文章を全部書き直す仕事」

だとは考えていない。

記事の目的を理解した上で、

  • 医療情報として問題がないか
  • 誤解を招く表現がないか
  • 現場とズレていないか
  • 読者に正しく伝わるか

を確認する。

必要な部分だけ修正する。

これが効率的な医療コンテンツ制作につながると考えている。


医療コンテンツの制作にAIを活用したい。

でも、

「医学的なチェックまでAIだけに任せていいのか」

と感じている企業・メディア向けに、医療記事のチェック・監修を行っています。

放射線技師17年目の現場経験を活かし、画像検査を中心とした医療コンテンツを確認します。

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