もしあなたが今、一人当直でのCTやMRI検査に強烈な恐怖やプレッシャーを感じているなら、安心してください。現役17年目の放射線技師としてハッキリ言います。
「当直の一人CTが怖いのは、あなたが未熟だからでも甘えでもありません。」
この記事では、一人当直が怖い本当の理由と、そのプレッシャーから自分と患者を守るための現実的な対策をお伝えします。
「一人当直のCTが怖い」のは絶対に甘えではない理由
そもそも、なぜ一人当直はあんなにも怖いのでしょうか?それは単純です。
「何かあった時に、誰も助けてくれないから」です。
日勤帯なら、ポジショニングに迷ったり、造影剤のルート確保に失敗しそうになったりしても、先輩や同僚にすぐ助けを求めることができます。しかし、当直帯の検査室は完全な密室です。
- 暴れる患者のポジショニング
- 複雑なオーダーへの判断
- 機器のエラートラブル
これらをすべて「一人で100点の対応」をしなければならない環境そのものが、異常なプレッシャーを生み出しているのです。怖いと感じるのは、あなたが患者さんの命と真剣に向き合い、責任感を持っている証拠です。
事故を防ぐ!自分と患者を守るための実践ルーティン
とはいえ、明日の当直はやってきます。恐怖にパニックにならず、安全に検査を乗り切るためには「自分なりのルール(防衛線)」を持っておくことが必須です。
- 焦った時こそ「声出し確認」で強制リセット 救急隊が到着してバタバタしている時ほど、ミスは起きます。名前の確認、部位の確認を「声に出して」行うことで、焦った脳を強制的に落ち着かせることができます。
- 迷ったら「撮らない勇気」と「医師への相談」を 「このオーダー、本当に合ってる?」と違和感を持ったまま検査を進めるのは絶対にNGです。当直医が不機嫌そうでも、必ず電話で確認しましょう。怒られることよりも、医療事故を起こしてあなたの免許に傷がつくことの方が100倍怖いです。
※さらに具体的な「一人CTの恐怖をなくす実践マニュアル」については、私が17年の現場経験から作成した以下のnote(TIPS)にすべて詰め込んでいます。当直のお守り代わりにしてください。
👉 [ここ]
そもそも「一人当直」のプレッシャーに潰されそうな時は
どれだけ自分なりに対策をして気をつけていても、「やっぱり当直のたびに吐き気がする」「そもそも先輩のフォロー体制が全くない、病院のシステム自体がおかしい」と感じるなら、無理をして今の病院に居続ける必要はありません。
世の中には、常に複数人体制で当直を組んでいる総合病院や、そもそも当直が存在しない専門クリニックが山のようにあります。
「自分が辞めたら迷惑がかかる…」と真面目な人ほど抱え込みがちですが、一番大切なのはあなた自身の心と身体(そして免許)です。プレッシャーで完全に心が折れてしまう前に、「自分を守ってくれる体制の整った職場」を探す準備だけはしておきましょう。
「でも、どうやって自分に合った安全な職場を探せばいいの?」という方に向けて、17年目の私が厳選した『放射線技師におすすめの転職エージェント』を以下の記事にまとめました。
当直のプレッシャーから解放されるための第一歩として、まずはどんな求人があるのか覗いてみてください。


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